ブラジルのアマゾンにある熱帯雨林が、2019年に入ってから、とてつもないペースで焼失しています。 これは、ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の人工衛星によるデータにより、森林火災の発生が過去最高で、2018年の同じ時期に比べて83%も増加しているそうです。 ブラジル最大の都市であるサンパウロは、8月19日、その火災によって黒煙に包まれ、1時間ほど暗くなってしまう、という被害がありました。 煙はサンパウロから2,700キロも離れた場所から風に乗って運ばれた、と考えられ、火災の規模が大きいことがわかります。 この火災は3週間も続き、ブラジルのボルソナロ大統領は政府に責任はないと主張。 被害拡大に歯止めがかからないことから、対処方針も示していない状態です。 これに対し、フランスのマクロン大統領は、フランスで8月24日から26日に開催されるG7サミットの中で、この火災を国際問題として議論すべきだ、見解を示しているようです。

日本でもネットニュースで取り上げているメディアがありますが、民放各局で報じているのはまだ知らないですね。 世界では、かなり大きなニュースになっているのに違和感を感じます。 日本のメディアがアマゾン森林火災をニュースにしない理由を個人的に考えみました。 日本の反対側の遠い国・ブラジルで起こっていることで感心がない 目の前の事件やニュースのほうが視聴率を稼げる 国やスポンサーに忖度 日本には、こういう時こそ国連での存在感を出してほしいですね。おそかれ早かれ日本にも影響を及ぼすことになるのですから。 隣国と子供喧嘩している場合じゃないでしょと言いたい気分です。 G7で各国がアマゾン火災について対応することを宣言してから、日本のメディアも情報番組で取り上げられ始めました。 ただし、一時的で2019年9月7日現在はほとんど報道されていませんね。 しかし、アマゾンの火災は継続しています。 皆さんはなぜ、日本ではアマゾンの火災について報道しないと思いますか? ぜひ討論したいと思います。