これまでの電力供給の常識・システムの延長線上の発想では、なかなか普及が進まない気がします。

小説『エコトピア・レポート』にでてくるエコトピア人たちは、

厖大な量のエネルギーを一箇所に集めるのは不自然であると信じている。彼らがもっとも興味をもつのは、エネルギーの需要地域の周辺でエネルギーを作りだす技術であろう。

という思想を持っています。

確かに、それが理想的だと思います。

彼らからしてみれば、例え再生可能エネルギーであっても巨大メガソーラーのような大規模施設には否定的なのではないでしょうか。

そもそも、「人の多く集まる電力の大消費地があり、それを発電するのが地方の発電施設」という構造に限界が来ているのではないでしょうか。

今回のコロナがきっかけで「都会への集中」という点に、もしかすると大きな変化が生まれるかも知れません。

そうなると、電力供給のあり方にも変化が生まれ、再生可能エネルギー普及に一歩前進する可能性も出てきます。

短期的にはコロナがマイナスの影響をもたらすかも知れませんが、その先に明るい兆しが見えます!