ファストファッションの出現により、

衣類は手の届きやすい価格となった。

だが環境への影響は大きい。

ファッション産業は、

人間の活動によって排出される二酸化炭素量の10%を排出し、

2番目に水を多く消費する産業であり、

マイクロプラスチックで海を汚染している。

ビジネスシーンの中でも

ハード領域と言われているアパレル

リユースするより、つくる方のコストが

安く、リユース率も他の商材に比べて

圧倒的に低い産業です。

さらには、児童労働の問題など、

SDGsの観点からも

かなり厳しい状況にあります。

服自体は自己表現の一つの手段ですので、

そのニーズが今後もなくなることは

ないかと想定されます。

ただし、業界を見た時に

圧倒的に淘汰も進んでおり、

今後の在り方、については

真価を問われているかと。

原宿などを歩いていても

まだ個性豊かではありますが、

以前の雑誌FRUITの世界観ほどの

らしさ、というものは感じなくなってきています。

思えば、APEなどが流行り出したタイミングで

状況が変わってきたのかと。

自分自身、アパレル畑を通ってきているので、

気が気でない今日この頃。